大村智記念基金のご案内
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山梨大学へのご支援・ご寄附について
皆様には、平素より本学の教育研究活動にご理解とご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。
本学は、「地域の中核、世界の人材」をキャッチフレーズに、「知の拠点」である地域の基幹大学として地域の活性化に貢献するとともに、特色を活かした高度な教育研究の展開により、これまでに様々な領域で活躍する優れた人材を輩出してまいりました。
そのお一人である大村智先生(昭和33年山梨大学学芸学部自然科学科卒業)におかれては、その比類なき研究のご功績から、これまでにも幾多の賞を受賞しておられますが、このたび、熱帯感染症に大きな治療効果がある特効薬「イベルメクチン」などの開発による人類への多大な貢献が評価され、2015年ノーベル医学・生理学賞を受賞されました。
このご受賞は、昨今の厳しい状況下に置かれている地方大学にとってこの上ない朗報であり、また本学といたしましても大いに誇りとするところでありますので、改めて大村先生に敬意を表し、『特別栄誉博士』の称号を贈呈させていただいたところです。
さて、本学は、かねてより大村先生には、名誉顧問としてのお立場から、大学運営に関するご指導ご助言を賜り、かつ、教育研究活動への多大なるご支援をいただいてまいりましたが、このたびのご受賞を機に、先生に続く次世代の若手研究者等の育成を推進するとともに、末永く先生のご功績を顕彰するため、『山梨大学大村智記念基金』を創設いたしました。
本基金は、先生が並々ならぬ情熱を注いでおられます人材育成に資するため、本学の学生の奨学金として使用させていただくほか、先生ゆかりの貴重な品々の展示を行うとともに、本学の学生・教職員・同窓生はもとより、地域の皆様方も集える場として、先生のご芳名を冠した『大村智記念学術館』を建設するなどの事業への活用を考えております。
つきましては、本事業には何分にも多大な資金を必要といたしますことから、本趣意をご理解いただき、卒業生をはじめ、広く地域、財界その他諸方面の皆様方には、ぜひともお力添えを賜りたく、伏してお願い申し上げる次第です。
本学では、不断の改革を進めるため、今後も学内外から広くご意見を求め、より一層の教育研究の質の向上に努めてまいりますことをお誓い申し上げ、お願いのご挨拶とさせていただきます。
このたびの大村智先生のノーベル賞ご受賞は、山梨県にとっては、「甲斐の国」武田信玄公が戦国の世に名を馳せて以来の快挙であり、特に学術面での顕彰は初となる偉大な快挙であります。
その大村先生の研究業績の原点である山梨大学に基金を設立することは、大村先生のご功績を後世に残すためにも非常に有意義なことであります。本基金は、先生のお名前を冠にいただいた事業ですから、「大学」や「同窓会」という枠組みを超え、幅広くご寄附を募る必要があると思いますが、同時に、大学・同窓会が一体となって取り組まなければならない大事業です。
「全学同窓会」という言葉は、聞き慣れない言葉だと思いますので、この紙面をお借りして少し説明させていただきます。
山梨大学は、平成14年10月に、教育人間科学部と工学部の2学部からなる旧山梨大学と、旧山梨医科大学が統合して、新生「山梨大学」として誕生しました。それぞれの同窓会は、130年の歴史を持つ教育人間科学部同窓会「徽典(きてん)会」が約14,000名、工学部同窓会「山梨工業会」が約22,000名、医学部同窓会が約4,000名の会員を擁し、総勢約4万名になります。
当時の貫井英明学長や塚原重雄副学長の呼びかけにより、各学部の枠を超えて、新たな山梨大学として一体化し、大学の発展に同窓会が貢献すべきという思いの中で、平成22年11月に「全学同窓会」が発足いたしました。設立当初は何をしてよいかわからず、以来細々と活動してまいりましたが、本年5月には島田現学長のご支援のもと、全学同窓会主催事業として山梨県出身の著名な小説家・林真理子氏をお招きし、一般の方を含め300名を超える大勢の方々にご参加をいただき、学内で特別講演会を開催したところです。
全学同窓会設立時に前田秀一郎前学長が祝辞の中で日蓮上人の言葉として、「異体同心なれば万事を成じ、同体異心なれば諸事協ふことなし」という言葉を紹介されました。その意味は、「異体同心」、すなわち団体の人々が心を合わせて協力するならば何事も成し遂げられるが、「同体異心」、すなわち団体に何人いても皆が勝手に行動すれば何事も成し遂げられない、という教えだそうです。この教えのとおり、このたびの事業には全学同窓会が一丸となって協力していきたいと思います。
同窓諸氏におかれましては、本事業に対し、絶大なるご支援とご協力をいただくとともに、広く地域、企業など多方面のお力添えも賜りたく、関係各方面へのご案内などにおきましても、ご理解・ご協力を賜りますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。
国立大学法人山梨大学
全学同窓会
「山梨大学大村智記念基金」は、大村智特別栄誉博士のノーベル医学・生理学賞のご受賞を機に、同博士に続く次世代の若手研究者等の育成を推進するとともに、同博士のご功績を末永く顕彰することを目的として設立するものです。
本基金にご寄附いただいた皆様に深く感謝申し上げ、次のとおりご芳名の掲示等をさせていただきます。
寄附者のご芳名を、ご了承を得て記念ホール内の銘板に掲示
(10万円以上の寄附者については、寄附金額も併記)
寄附者のご芳名を、ご了承を得て本学ホームページで公表
10万円以上の寄附をしていただいた方への感謝状・記念品の贈呈 など
▲記念ホール内の銘板に掲示された寄附者のご芳名
基金は、山梨大学が責任を持って適正に管理運営し、その状況については、ホームページ等を通じ適宜ご報告いたします。
個人 | 1口 | 5,000円 |
法人 | 1口 | 10,000円 |
(本基金の趣旨をご理解いただき、なにとぞ複数口でのご協力をお願いいたします。)
同窓会員(卒業生、修了生)、在学生の保護者の皆様、教職員(退職者を含む。)
及び企業並びに趣旨に賛同してくださる方々にお願いしております。
平成27年12月
10億円
Webフォームに必要な情報を入力
▼
お申し込み内容の確認
※クレジットカードの場合は、カード番号の入力と確認もお願いいたします
▼
お申し込み完了
※コンビニ・Pay-easy・ネットバンク、銀行振込みの場合は、お支払いをお願いいたします
▼
領収証書の送付
寄附金のお支払いには、クレジットカード、コンビニエンスストア、Pay-easy、ネットバンクなどがご利用になれます。
※お支払い後の、ご変更・ご返金等は原則としてできません。
通常のカード利用と同様の扱いで、クレジットカード会社に登録している口座からのお引落しとなります。
以下のマークがついているクレジットカードがご利用いただけます。
JCB、VISA、MasterCard、DINERS、American Express
申込完了画面や申込完了メールに記載されたお支払い受付番号などを利用して、申し込み後に、お近くのコンビニエンスストアやPay-easy対応のATM、ネットバンクなどからお支払いすることができます。
リンクをクリックすると、お支払い方法の詳細が確認できます(別ウィンドウが開きます)
ATM・ネットバンキングでのお支払いにご利用いただけるPay-easy対応の金融機関一覧はこちらをご確認ください。
指定の銀行口座に直接お振込みいただきます。
ご寄附の都度、領収書・お礼状・確定申告用証明書を送付いたします。
お申し込みいただいた寄附金は、本学に入金となるまでに約 1~2ヶ月を要し、領収書の発行は 2~3ヶ月程度を要しますので、寄附控除の適用対象年については、十分ご注意下さい。
また、領収書の日付は、申込日ではなく、寄附金が決済代行会社から大学に入金された日付となります。そのため、お申し込みが11月以降になりますと、領収書の発行日付が翌年になる可能性があります。その場合は、寄附金控除も翌年の対象となりますのでご承知おきください。
初回は、お申し込みの日になります。次回以降は翌月の月初となります。
決済日は6月と12月です。ただし、初回はお申し込みの日、2回目以降は下記のとおりです。
申込日 | 決済日 |
---|---|
1月1日~6月30日 | 当年12月1日 |
7月1日~12月31日 | 翌年6月1日 |
初回は、お申し込みの日、次回以降は翌年の12月1日となります。
定期申込はログイン後のマイページからいつでも解約申請が可能です。
解約申請された日が決済月に当たる場合は、当該月分の振替処理は行われます。予めご了承ください。
山梨大学は、個人・法人を問わず、所得税法上の寄附金控除の対象となる特定寄附金(所得税法第78条第2項第2号)又は、法人税法上の 全額損金算入を認められる寄附金(法人税法第37条第3項第2号)として財務大臣から指定されています。従って、お寄せいただいた寄附金は、定められた基準により所得控除を受けることができます。
※所得控除を受けるため、確定申告に必要な領収書を発行しますので、大切に保管してください。
(領収書がお手元に届くのは、ご寄附をいただいた翌月の中旬~下旬頃になります。)
2千円を超える部分について、所得控除制度を受けることができます。
(寄附金額-2,000円)×(所得に応じた)税率 ⇒ 所得税額から控除
※控除を受けられる寄附金額は、総所得金額等の40%を限度とします。
寄附金全額が損金算入可能です。
山梨大学教育研究支援基金の「本学の学生に対する奨学金事業」及び「本学の研究者等に対する研究等支援事業」を寄附目的として個人からご寄附された場合は、確定申告の際に、「所得控除制度」と「税額控除制度」のいずれか一方の制度を選択いただけるようになり、減税効果が大きくなります。なお、「山梨県立大学との連携推進事業」及び「教育研究事業等(全般的)への支援」を寄附目的としてご寄附された場合は、従来どおり「所得控除制度」が適用されます。大村智記念基金、工学域教育研究基金、教育学域教育研究基金及び生命環境学域教育研究基金は、税額控除の対象となりません。
以下に「税額控除制度」と「所得控除制度」の制度について記載します。
※山梨大学は、租税特別措置法施行令第26条の28の2第2項第1号、第3項及び第4項に規定する要件を満たしていることの証明を文部科学大臣から受けています。
山梨大学教育研究支援基金の「本学の学生に対する奨学金事業」及び「本学の研究者等に対する研究等支援事業」を寄附目的とする個人からの寄附のみ対象です。
※教育研究支援基金の「山梨県立大学との連携推進事業」及び「教育研究事業等(全般的)への支援」を寄附目的とする個人からの寄附は、「所得控除制度」が適用されます。
※大村智記念基金、工学域教育研究基金、教育学域教育研究基金及び生命環境学域教育研究基金は、事業の種類にかかわらず全ての事業が税額控除制度の対象外となるため、「所得控除制度」が適用されます。
(寄附金額-2,000円)×40% ⇒ 所得税額から控除
※ただし、当該年の所得税額の25%を限度とします。
(寄附金額-2,000円)×(所得に応じた)税率 ⇒ 所得税額から控除
※控除を受けられる寄附金額は、総所得金額等の40%を限度とします。
(あくまで目安ですのでご参考としてお取扱いください。)
上段は所得控除を選択した場合の所得税還付金額
下段は税額控除を選択した場合の所得税還付金額((寄付金額-2,000円)×40%、ただし年間所得税額の25%が上限)
■税額控除による還付の方が多い
■所得控除による還付の方が多い
上記の措置を受けるため、確定申告に必要な「寄附金領収書」等を発行しますので、大切に保管してください。領収書がお手元に届くのは、ご寄附をいただいた翌月の中旬頃になります。
確定申告期間に、本学が発行した「寄附金領収書」を添えて税務署に申告してください。なお、税額控除を選んだ場合は、「寄附金領収書」に加え「税額控除に係る証明書(写)」を添えて申告してください。
(税務署で確定申告を行うと、所得税と個人住民税の両方の控除を受けることができます。)
住民税の寄附金控除のみを受ける場合は、市町村に申告してください。
自治体の条例で、山梨大学への寄附金が控除対象として指定されている場合は、寄附された翌年の1月1日に当該自治体にお住まいの方は個人住民税(都道府県民税及び市町村民税)の税額控除が受けられます。
寄附金額から2,000円を差し引いた額の4%が個人県民税から控除されます。同じ寄附金が、市町村においても寄附金税額控除の対象に指定されている場合は、市町村民税分の6%と合わせて10%が控除されます。
※この制度は、都道府県・市町村がそれぞれの条例で寄附金控除の対象を指定するものですので、詳細については、お住まいの都道府県市町村に直接お問い合わせください。